Yamatoグラブってご存知ですか?
奈良県の伝統グラブのメーカー「Yamato」のファーストミットをチームメイトがオーダーしましたので、使わせてもらいました。
Yamatoとは
株式会社ミカサスポーツが販売するオリジナルブランドのグラブです。創業は1968年で、販売は2003年から始めています。特徴は全て奈良県産のグラブです。多くのメーカーが海外へ生産拠点を移している中、奈良県の職人の手によって生産しています。つまり全てがMade in Japanです。
奈良県はグラブ産業が盛んな町でした。
現在は生産コストを下げるために海外の生産拠点を置くグローブメーカーが多いですが、以前は奈良県で約8割のグローブが生産されていました。
その名残もあり自社のオリジナルブランドを持つ会社も存在します。
それが「Yamato 」です。
以前、紹介したジュンケイグラブもその一社です。
yamatoのファーストミットの特徴

小指二本入れ設計とブーメラン編み込み加工の二つが大きな特徴です。
小指二本入れ設計
ファーストミットはポケットを深く使うために小指に二本入れて使う選手が多いです。それに合わせて設計から小指に二本入れて使うように作られています。現在この小指二本入れ設計を行なっているのはZEETとyamatoの二社のみです。
ブーメラン編み込み加工
グラブの小指側にしっかりと壁ができるとショートバウンド時に親指、薬指、小指の対立運動で捕ることができます。
壁がないと親指側に力が入ってしまい捻り捕りになります。そうなるとボールを捕り損ねる事が多くなります。
まとめ
グラブの構造や特徴を把握した、流石は老舗メーカーといった工夫がされていました。
ファーストを高校時代に守っていた経験がある私からすればもっと早く知っていればという気持ちです。
これからファーストミットを買おうと悩んでいる高校球児や草野球をしている野球人にはオススメです。
あと買うならオーダーが絶対いいですよ。
握力測定と手のサイズを測って合わせて作ってもらえますので、自分に合ったグラブを作ってもらえます。
手に合ったサイズのため、操作性はバツグンです。
機能性と操作性を兼ね備えたYamatoのファーストミットをぜひ、一度手にとって見てください。
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