「昔はホームランを打って、華麗な守備もできて、走っても早かった。そして、チームも強かった」
・・・・そんな選手やチームは草野球には多いと思う。チームも年を重ねる事に平均年齢が上がっていく。年齢が高くなれば、選手の運動能力は下がる、それに伴いチーム力が下がってしまうのは必然。そう思っていた。
でも、そんな考えは先週末の試合でなくなり、
「草野球に年齢は関係ない。戦い方次第で前線で戦える」と考えが変わった。
「人が足りなくて試合ができないから来てほしい」と助っ人の依頼があった。
助っ人に呼んでもらったチームは高校野球や大学野球を経験している選手が揃っているチームだった。レッドバファローズより強いだろうなと思った。
対する相手チームも大阪府高槻市のAリーグに所属しているチーム。
高槻市はA、B、C、Dとランクがあり、その中でAランクが一番レベルの高いリーグ。Aリーグに所属するチームと試合と聞いていたので、どんな強いチームなのかと楽しみにしていた。
その試合が凄く衝撃的だった。
おっちゃんチームを甘く見るな
今回の対戦相手をグランドに入って見ていました。年齢も比較的高いおっちゃんチームでした。失礼な話だが、キャッチボールを見る限りは強そうには感じなかった。本当にAリーグのチームなのか?と思うほどだった。
でも、いざ試合をするとかなり強かった。
強かったと言っても、選手の一人一人の能力が高かったという事ではない。
組織的な強さを感じました。
年齢はおそらく30代後半の方ばかりですが、ランナーで出るとガンガン走ってきます。
選手の足が飛び抜けて速いわけではないですが、とにかく一つ先の塁を狙う姿勢を全員の選手が持っていました。
盗塁だけでなく、バントやエンドラン、右打ち等。とにかく仕掛けてきます。
そして、簡単に三振しません。食らいついて打ってきます。守っていて面倒くさいなと思う嫌な打者ばかりでした。
草野球にはエラーは付き物。転がせばエラーの可能性がある。フライアウトが少なく、ゴロを打つことを徹底していました。
そのため1つのアウトを取ることが大変だった。
守りではで長い距離はワンバン送球をするなど、無理なプレーはせず、できるプレーを堅実にしているように見えた。
結局、私たちのチームはかき回されて、浮き足立ってしまい。エラーやフィルダースチョイスなどを連発。最後まで相手チームに主導権を握られて敗戦。
少しだけ対戦チームと話をしたのですが、前日にサインプレーの確認をしていたそうです。さすがAリーグで戦っているチーム。
草野球は個々の力だけでは勝てない、チームの意識や戦い方を統一させる
選手全員のベクトルを合わせて「自分達の得意な勝ちパターンを作る」これが草野球で勝つためには重要だと感じた。
でも、それが一番難しいのも草野球。
草野球に求めるものは人によって違う。ただ野球がしたい。運動不足解消のため。勝つ野球がやりたい。考え方は十人十色。
でも、その中で合わせていく。
レッドバファローズも目標や戦い方が具体的でない。今回の試合で改めて気づかせてもらった。チームとしての戦い方を考えなければならない。
対戦相手は強いチームの見本だった。こんなチームと試合ができて良かった。
レッドバファローズも個々の能力は高くない。
組織で戦う力をつけるために監督と今後の方針について話し合っていく。
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