あなたは単色のシンプルなグラブと派手なグラブ、どっちが好きですか?
黒土で使い込まれたグラブも職人みたいでカッコイイですが、私は派手なデザインのグラブを使いたい派です。
自由なグラブが使える事も草野球の魅力の一つ。でも、投手用のグラブは気をつけないといけません。
草野球では知ってか知らずか、投手でカラフルなグラブを使っている人がちらほらいます。練習試合ならいいと思いますが、公式戦だと注意されて、使用できない可能性があります。
今回は投手用クラブの規則を簡単に紹介します。今年の1月に規則の変更がありましたので、知っていて損はありません。投手用グラブのオーダーする時にも重要になりますよ。
2017年に規則の変更
今年の2017年1月24日にプロ野球の投手用グラブの規則が変わりました。
これまで使えなかった色が使用できるようになりました。
例えば緑色のグラブ。
これまでは使えませんでしたが、今年から使えるようになりました。ソフトバンクホークスのモイネロ投手は使用してますね。
モイネロとかいう謎外人wwwwwwwwwww https://t.co/C37aBU5R13 pic.twitter.com/0IUPcD0C7y
— はぴすぽ (@hapi_supo) 2017年11月3日
でも、高校、大学で規則が多少違いますので気を付けましょう。
以下で少し詳しく紹介していきます。
プロ野球の投手グラブの規則について
白色と灰色以外は使用しても良くなり、紐の色も変えても問題なくなりました。
この規則はプロ野球の規則で、アマチュア野球には当てはまりませんので注意して下さい。
(3) 3.07(a)の前段および同【注】を次のように改める。投手のグラブは、縁取りを除き白色、灰色以外のものでなければならない。審判員の判断によるが、どんな方法であっても幻惑させるものであってはならない。
【注】アマチュア野球では、投手のグラブについては、縁取り、しめひも、縫い糸を除くグラブ本体(捕球面、背面、網(ウェブ))は1色でなければならない。
出典:日本野球規則委員会 2017年度 野球規則改正(3) 3.07
使える色も増え、紐の色も変えれるようになったため、おしゃれなグローブを使う選手が増えました。紐の色が変わるだけで、グラブの印象は大きく変わります。
高校野球の投手グラブの規則について
高校野球専用の規則があります。
プロ野球に比べると厳しく使用できるグラブの色にも制限があります。
青、緑、白系のグローブは投手だけではなく、野手も使用できません。
詳細は下記に使用の規則を記載しています。
<カラー> ※投手用・捕手用・野手用 共通 本体カラーは、ブラウン系、オレンジ系、ブラックとする。
<しめひも> ・投手用グラブのしめひもは、グラブ本体と同色でなければならない。 ただし、グラブ本体と同系色で目立たないものについては差し支えない。出典:平成 29 年度高校野球用具の使用制限のカラーとしめひもより。
高校野球は相変わらず厳しいです。特に変化はありません。色の指定も厳しい為、グラブで目立つことはできません。
大学野球の投手グラブの規則について
高校野球より少し緩くなっており、プロ野球に近くなっています。
(3)投 手 用 グ ラ ブ ・縁取り、しめ紐、縫い糸を除く、グラブ本体(捕球面、背面、ウェブ)は一色でなければ ならない。
しかもその色は、白色、灰色以外のものでなければならない(公認野球規則[ 3.07 a]【注】)。
・投手は、そのグラブの色と異なった色のものを、グラブにつけることはできない( 公認野 球規則[ 3.07 b ])。3しめ紐・縫 い糸:白色、灰色、シルバー以外とする。ただし、光沢のある色および目立 つ色は認められない。
大学野球の用具ならびにマナーに関する規則(2017/02/07 改正)
大学から色の選択肢が増えてきます。
草野球では使用可能か?
所属している市町村や私設リーグの規則によって異なります。
使用する場合は自分の参加のしているトーナメントやリーグの規則を確認しましょう。
まとめ
現状は地方のリーグが新しい規則に対応しているとは思えないため、単色(白色、灰色以外)が無難です。グラブをせっかくオーダーしたのに使えない。とならないように、自分の所属しているリーグやトーナメントの規定を確認しておきましょう。
メジャーリーグやプロ野球の規則は変更されているため、アマチュア野球もいずれは使用可能になるかもしれません。
投手用グラブを派手なデザインにしたい方は気をつけて下さい。
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