「自分の力で、強豪校を倒し、チームを甲子園に連れて行く!!」
野球していれば、特に投手をしていれば、誰しも1度は思ったことがあると思う。
でも、現実は難しい。というよりもマンガみたいな話だ。
そんなマンガみたいなことを金足農業の吉田輝星投手は体現したと思う。
150キロのストレートを武器に強豪校の打者を打ち取る。打撃でも3番を打ち、勝負強いバッティング見せる。
まさに投打の中心選手。
秋田県大会を勝ち抜き、11年ぶりの甲子園出場へ導いた。
金足農業高校とは
秋田県の県立高校。
秋田県立金足農業高校[トップページ]
甲子園に初出場したのは1984年の夏。甲子園へは春夏合わせて9回目の出場。
OBにはヤクルトの石山泰稚投手がいる。
甲子園でもマンガのような逆転劇の連続
ひとりのエースが県立高校を甲子園準優勝に導く、野球マンガのような話だと思う。
そして、吉田輝星投手は野球マンガ「H2」の国見比呂のようだった!!
国見比呂とは
野球マンガ「H2」の主人公。
ポジションはピッチャーで、150キロ超のストレートを武器に三振の山を築く。
打順は3番で勝負強いバッティングを見せる。
無名の千川高校を甲子園に連れて行く。
吉田輝星投手はマンガの主人公と同じ活躍をしていた!!
劇的勝利の連続で高校野球ファンを魅了する
金足農業は甲子園で劇的勝利を繰り返した!!
3回戦の横浜戦では、2ー4で劣勢の試合を6番高橋選手のスリーランホームランでひっくり返す!!ちなみに高橋選手は、このホームランが高校初ホームランだったらしい。
4回戦の近江戦も9回裏の土壇場で意表を突く、ツーランスクイズで逆転サヨナラ勝ち!!
劇的な試合で勝ち上がる金足農業に高校野球ファンから「大会の主人公っぽい」と話題になる。
金足農業の主人公力まとめ
・公立高校
・全員が秋田出身。
・エースは軟式野球出身。その他軟式経験者多数
・スタメン全員3年生
・地方大会から野手含め1人も選手交代なし
・逆転ツーラン、サヨナラツーランスクイズと奇跡多数
・大黒柱の吉田輝星のギアチェンジ投法#平成最後の百姓一揆— こんぺーと@ガチャ禁する砂糖菓子 (@granblue_1123) 2018年8月20日
金足農業勝利。最後あわや逆転という、今回もまた漫画チックな劇的展開で主人公感が半端ない。
— dan (@dokushokun) 2018年8月20日
逆転サヨナラツーランスクイズやべぇ
セカンドランナー神走塁すぎる
ここまで来たら夏の主人公になってほしい#金足農業— くま (@Wq42uD) 2018年8月18日
金足農業は前時代的な野球をしていた
金足農業は、地方大会から9人のレギュラーメンバーが試合に出続けた。
現代の高校野球では、トーナメントを戦い抜くために複数投手を用意しているチームが多い。しかし、金足農業高校は地方大会から甲子園決勝途中まで、吉田輝星投手が1人で投げ抜いた。
攻撃面ではフライボール革命やバント不要論が言われる現代野球の中で、送りバントとスクイズを絡めて1点を取りに行く「THE高校野球」というスタイルを貫いた。
派手さはないが、確実に決めるバントとスクイズ、ワンチャンスをモノにするすごい打線だった。
金足農業は、「チームで1点を取り、守り抜く」という勝ちパターンが確立できていた。それが甲子園でも勝てた要因だと思う。
まとめ
ラスボスが王者大阪桐蔭という所まで、マンガみたいな話だった。
県立高校が強豪校を倒していくというマンガなみの旋風を起こした金足農業の選手たちはカッコ良かった!!
吉田輝星投手は、今後もっとすごい投手になっていくと思う。
これからも注目していきたい。
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